小売店の動線

小売店には、取り扱う商品によって、様々な種類があります。当然ながら種類によって店舗のデザインを考える必要がありますが、特に小売店の場合は「動線」を意識した店舗作りを行う傾向にあるそうです。動線は、建物内を自然に人が動く時に使う通路を表しています。例えばスーパーであれば、お客にとっての動線は商品棚などの周りの通路になります。逆にスタッフが行き来する場所は、レジの周りやバックヤードなどが該当します。お客の動線とスタッフの動線をそれぞれ確認すると、全体の人の流れが見えてきます。例えばバックヤードに続く道が、お客の流れが多い人気商品の棚のそばにあった場合は、流れが滞ってしまいます。それぞれの役割がぶつからないよう、全体を確認する必要があります。何となく歩きやすい、商品が目につきやすいという店は、この動線が上手く機能しているという場合が多いと言えるでしょう。
基本的には、お客の動線を長くして、スタッフにとっての作業動線を短くすることが推奨されているそうです。お客の動線が長いということは、それだけ店の滞在時間が長くなることを示しています。特に小売店であれば、店内を何周もできるような作り方が必要です。逆にスタッフの場合は、迅速な行動が求められる場合や、荷物を持って行き来する場合が多いので、なるべく動線は短くあった方が機能的になります。これらの計画は、動線計画と呼ばれています。まずはこの動線計画をしっかりと立てて、最も効率良く商品を販売できるような店作りを考える必要があるでしょう。店の種類や業種、立地や店の大きさなどによって変わってきます。自分の店を最大限に効率化できるよう、慎重な計画を立てましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です